こどもが拒否行動を取ったらまず落ち着いてやさしくこどもにアプローチすることが大切です。こどもがリラックスしてくるとお母さんも安心します。またママのリラックスはこどものリラックスにもつながります。
こどもの緊張を取り除いてリラックスさせることは安全な治療をする上でとても大切なことと考えてます。
押さえつけて治療しても決してうまくいきません。
むしろ次回から一層恐怖心が強くなり治療できなくなります。
また事故の原因にもなりますので次の機会にがんばりましょう。
どうしてもあと一歩のところで治療ができないこどものために保護者様了解のもとで笑気吸入鎮静法を併用しています。
30%の笑気と70%の酸素を混合した笑気ガス(N₂o)を鼻から吸引することで歯科治療に対する恐怖心が軽減し治療が可能となる場合があります。(それでもできない場合もあります)
安全性も高く小児から女性まで幅広く用いることができます。
フッ素イオン導入法の手順 | ||
①イオントレーの綿花にフッ化ナトリウム液「ネオ」を浸します。 | ②イオントレーを歯列に圧接させるようにして噛んでもらいます。 | ③電極を患者様の手で握ってもらいスイッチを押してイオン導入をおこないます。 |
フッ素は歯質に取り込まれると耐酸性のあるフッ化リン酸カルシウム(フルオロアパタイト)を形成します。 パイオキュアを使用してフッ素をイオン化させることにより、通常歯牙には取り込まれにくいフッ素を効果的に歯の表面から取り込むことができます。 |
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したがって6歳臼歯の虫歯予防にはシーラントがおすすめです。
(シーラントは健康保険が適用できます。)
歯の溝にフッ素徐放性の樹脂を流し込んで固める処置です。
歯垢(食べかす)が溝にたまるのを防ぎます。生えてきたらすぐにおこなうのが効果的です。
シーラントを施しても、しっかり歯磨きするように心がけましょう。
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